産業用ラズパイ製品に関してお客様からご質問をいただくことの多い項目です。
RevPiシリーズ、MICA-R4シリーズ共通のご質問
ご質問内容 | 回答 |
---|---|
シャットダウン方法を知りたい | 以下のコマンドでシャットダウンしてください。 $sudo shutdown -h now |
どのWiFi USB アダプタ(ドングル)が使用できるか | MICA-R4ではWiFi/Bluetooth機能はオプションで本体に搭載することができます。 RevPiシリーズはTP-Link社 Archer T2U Plusの使用を確認しております。 その他は以下のURL (英語サイト) をご参考ください 。 https://elinux.org/RPi_USB_Wi-Fi_Adapters 【ご注意】接続するドングルによってはドライバ等のインストールが必要になる場合があります。ドライバのインストールや動作設定については、弊社ではサポートしておりませんので予めご了承ください。 MICA-R4 シリーズは工場出荷イメージおよびその他に一般のRaspberryPi で動作する各種OS(https://www.raspberrypi.org/software/operating-systems/)をインストールすることができます。 RevPi シリーズは製造メーカーのKunbus社のウェブサイトよりRevPiシリーズ向けのイメージファイルをダウンロードしてご利用いただけます。下記Kunbus社のページをご参考ください。 https://revolutionpi.com/en/tutorials/images |
タッチ式モニタを使用したい | 弊社での取り扱いはございませんが、一般のタッチ対応モニタ製品が使用可能です。 ご参考までに弊社内で製品評価時には以下のモニタなどを使用しております。 なお、RevPi のUSBポートの電流出力容量はUSB2.0規定により500mAです。 – Gechic社 タッチモニター https://www.gechic.com/ja/touch-monitor/ – Waveshare社 13.3″ 1920×1080 HDMI Touch Display https://www.waveshare.com/13.3inch-hdmi-lcd-h.htm – DFRobot社 8.9″ 1920×1200 IPS Touch Display DFR0658 https://www.dfrobot.com/product-2007.html |
どこから購入できるか | ご購入についてのページをご参考ください。 直接のお取引ご希望の場合はお問い合わせください。 |
RevPiシリーズに関するご質問
ご質問内容 | 回答 |
---|---|
RevPi 1台につき拡張用のI/Oモジュールは最大何台まで接続可能か | ・RevPi Core の場合 PiBridgeのサイクルタイムは10msです。そのためPiBridgeで接続する拡張モジュールは10台まで接続可能です。そのうちRevPi Gateモジュールは最大2台までです。 ・RevPi Connect の場合 DIOモジュールやAIOモジュールなどを含む最大5台の拡張用モジュールを接続可能です。そのうちRevPi Gateモジュールは最大1台までです(※Connect SEはRevPi Gateモジュール非対応) ・RevPi Connect 4の場合 RevPi Connect 4本体の左右それぞれ5 台ずつ、合わせて10 台まで拡張用I/O モジュール(AIO, DIO, DI)を接続することができます。フィールドバス用GateモジュールおよびM-bus/CAN-bus用Conモジュールには非対応です。 |
RevPi ConnectのUPS接続方法が知りたい | 以下のURLをご参考ください (英語サイト) https://revolution.kunbus.com/tutorials/usv-anschliessen-connect/ |
RevPiのPiCtoryでコンフィグ情報を保存できない/tabがない | 以下のコマンドで アップデートとPiCtoryのインストールをお試しください $sudo apt update $sudo apt install pictory |
RevPi DIOモジュールの 赤色LEDが点灯/点滅している | ・赤色LEDが点灯している場合:Revpi Core 3+/Connect+と正しく接続できていません。PiBridgeコネクタの接続を確認してください。 ・赤色LEDが点滅している場合:コンフィギュレーションに問題があります。 以下のURL (英語サイト) より内容をご参照の上、設定してください。 https://revolution.kunbus.com/tutorials/what-is-pictory/revpi-dio-pictory-configuration/ |
RevPi DIOモジュール(72PR100197)に付属の14pin ソケットコネクタ x 2の具体的なメーカー及び型番を知りたい | フエニックスコンタクト社 プリント基板用コネクタ – FMC 1,5/14-ST-3,5 GY – 1741047 https://www.phoenixcontact.com/online/portal/jp/?uri=pxc-oc-itemdetail:pid=1741047 |
RevPi Compactにカメラを接続した際にエラーになる | “mmal: Received unexpected camera control callback event, 0x4f525245″というエラーが出る場合にはカメラとRevPi Compactとの間の接続を確認して再接続してください |
イメージ書き込み時に権限がない等のエラーメッセージが表示される | イメージをうまく書き込めない場合は、下記のSD Memory Card FormatterでeMMCを初期化した後に書込みをお試しください。 https://www.sdcard.org/downloads/formatter/ フォーマットするドライブはExplorer上の表示でRevPiのものをご確認ください。念のため他のリムーバブルディスクなどはPCから取り外して行ってください。 |
カーネルアップデート後RevPiが周辺デバイスを認識しなくなった | ソフトウェアがアップデートしたカーネルのバージョンに対応していない可能性があります。下記Kunbus社のページより最新のイメージをインストールしてください。必要に応じてPictoryのパッケージのアップデートやアップグレードも可能です。 https://revolutionpi.com/en/tutorials/downloads/#revpiimages |
日本語表示方法を知りたい | 以下のコマンドを実行してください $sudo apt-get update $sudo apt-get upgrade $sudo apt-get install jfbterm uim uim-anthy RevPiの日本語表示設定マニュアルはユーザーページよりダウンロードいただけます。 |
出荷時のOSは何ですか | RevPi Core S/SEシリーズの出荷時のOSは、Raspberry Pi OS version Buster(32bit)またはBullseye(32bit)のRevPi向けにカスタマイズされた専用OSです。バージョンは出荷時期により異なる場合があります。 RevPi向けの専用OSはKunbus社のサイトよりダウンロードできます。モデルにより対応するバージョンが異なります。下記ページをご参考ください。 https://revolutionpi.com/en/tutorials/images https://revolutionpi.com/en/tutorials/downloads/#revpiimages |
シャットダウンをしない電源断(ブチ切り)には対応しているか | 対応はしていません。コマンドを使用したシャットダウンを推奨します。 RevPiシリーズはオンボードeMMCで動作し、ブートSDは不使用です。振動・衝撃に強く、SDカードのようにデバイスから抜き取られるリスクがないという特徴があります。 電源断に対する保護は、リードオンリー領域に分割するか、eMMCシステム全体をROM化し、外部のストレージデバイス書き込みにする方法があります。これまでご使用いただいているお客様先では、電源断による故障は起きておりません。 |
他のOSは使用できますか | その他の一般のラズベリーパイで動作するOSをお客様ご自身でインストールしていただくことは可能ですが、RevPiシリーズの拡張モジュールに対応できなくなるため専用OSの使用を推奨します。 |
耐用年数はどのくらいですか | RevPi Core: MTBF calculation n. RDF2000 At 50°C: 516840 hours, 59 years, 1946 fit At 65°C: 201480 hours, 23 years, 4956 Fit RevPi Connect: MTBF calculation n. RDF2000 At 50°C: 315360 hours, 36 years, 3152 Fits At 65°C: 148920 hours, 17 years, 6671 Fits RevPi AIO: MTBF calculation n. RDF2000 At 50°C: 337229 hours, 38 years, 2965 Fits At 65°C: 245307 hours, 28 years, 4077 fits RevPi Di: MTBF calculation n. RDF2000 At 50°C: 1026987 hours, 117 years, 974 Fits At 65°C: 709462 hours, 81 years, 1410 Fits RevPi DIO: MTBF calculation n. RDF2000 At 50°C: 813940 hours, 93 years, 1229 Fits At 65°C: 557512 hours, 64 years, 1794 Fits RevPi DO: MTBF calculation n. RDF2000 At 50°C: 962375 hours, 110 years, 1039 Fits At 65°C: 663105 hours, 76 years, 1508 Fits |
MICA-R4に関するご質問
ご質問内容 | 回答 |
---|---|
RoHS指令, EMC指令には適合していますか/CE対応製品ですか | RoHS指令、EMC指令に適合するCEマーキング対応製品です。 |
FCC対応ですか | こちらのページでMICA-R4に搭載のCM4のFCC適合宣言書をご確認いただけます。 https://pip.raspberrypi.com/categories/636 |
シャットダウンをしない電源断(ブチ切り)には対応しているか | コマンドを使用したシャットダウンを推奨しますが、急な電源断の対策はMICA-R4 電源ブチ切り対策例 をご参考ください。 |
AC電源アダプタはありますか | 電源キット(P/N 72MRPOWK01)がございます。発注時に本体、電源ケーブル、電源キットをあわせてご注文ください。電源キットはスタートアップ時などの設定用です。実導入時には安定化電源のご利用をご検討ください。 ※Amazonでご購入のモデルの場合は電源キット、電源ケーブル、LANケーブルが付属しています。 |
OPTポートとは何ですか | RS-232C[標準], RS-485, I2Cのいずれか1つを選択いただけるポートです。 速度は可変ですが、データビット 8, パリティ N, ストップビット1は固定です。 |
LANポートはありますか | 1または2ポートあります。 IP20タイプ*:1x 100Mbps[M8ポート], 1x 1000Mbps[ix Industrialポート] IP65タイプ:1x 100Mbps[M8ポート] 対応ケーブルはカタログ・データシートでご確認の上、必要に応じて本体とあわせてご注文ください。 *MICA-R4 BASICRJ Plus IP20のみ1x 100Mbps[RJ45ポート], 1x 1000Mbps[ix Industrialポート]です。 |
DINレール取付、壁面取付はできますか | 設置用アダプタがございます。 DINレールマウントアダプタ(P/N 20952000004) ウォールマウントキット(P/N 20952000007) https://www.pi4industry.com/download/#download_mountkit |
出荷時のOSは何ですか | MICA-R4シリーズの出荷時のOSは、2023年3月現在 Raspberry Pi OS version Bullseye 32bitです。出荷時の32bitのイメージと64bitのイメージをご提供可能です。お問い合わせください。 |
他のOSは使用できますか | 一般のラズベリーパイで動作する他のOSをお客様ご自身でインストールしていただくことが可能です。RAM4GB以上ではUbuntuにも対応します。 |
どのくらいの耐久性がありますか | MTBF値 約27年 温度試験、振動/衝撃試験、EMC試験データを下記ページでご覧いただけます。 https://www.pi4industry.com/products/mica/durability/ |